ecritには何度か紹介し、短編「あるかなきかの」にもお名前をお借りした奈良のセレクトレコードショップ、Djangoについて、お伝えしたいことがあります。実は、店長の松田太郎さんから、経営が大変苦しく、閉店やむを得ずという窮状にある、と先日メールでお教えいただきました。奈良はHMVが閉店するなど、巨大資本でさえ苦しい音楽業界だそうですが(どの業界もおなじことかも知れませんが)、Djangoさんは20年の歴史の中で、お店を一度閉店しながらもまた再起し、今日に至られました。
ジャック・デュミの映画「ロシュフォールの恋人たち」に登場するカフェを模したお店にこめられた音楽への想いに、胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。取引先の状況や細かいことはわたしの口から申し上げることはできませんが、フランチャイズが跋扈し、どこの地方都市も同じような顔をしているのを見ても、地域の小規模個人経営店を消費者(愛好者)で守らなければならないとわたしは思います。
Djangoのあるちいさな通りは通称Django通りと呼ばれるほど地域に根付いており、また名物店でもあります。もし、この記事を読んで下さった方が、Djangoさんのお店にお運びくださり、せめて12月まで、そして月に1枚ずつでもCDをお求めくだされば、なんとか現在の窮状を好転すさせることができるのではないかと思います。
ほんのちいさなことですが、ちいさなことが積もり積もれば、ひとつの文化を守ることにもつながります。賛否両論あるかもしれませんが、現在古本屋に本を売り、質屋にブランド品を売る極貧生活者・櫻井も、及ばずながら月に2枚のCD購入をし、なんとかDjangoさんの経営が上向きになりますよう、念じながらお手伝いしたいと存じます。
奈良を愛する方、Djangoを愛する方、またはこの記事を読んで下さった方で、もしお気持ちがあれば、Djangoにお運びいただくか、もしくはDjango Blogからお好みのCDを取り寄せ、予約などで購入していただければうれしいです。どのようなCDでも取り寄せ、通販可能です。ブログに紹介されていないCDでも、他店で購入するならぜひDjangoで!どうぞせめて、年末まででもごひいきに。
なにとぞよろしくおねがいいたします。
Django 奈良市餅飯殿町36
14時~20時半 木曜定休
TEL 0742-22-3249

