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やすらぎ通りに面した雑居ビルの3階にあるカフェ、3rd place cafeです。
オーナーであるマフィン作家noriさんのブログのタイトルも「あなたの3番目…」。
どうして「3」なんですか?と聞いてみると、
「大切な場所は、1番目は家庭、2番目は職場でしょう。うちはその次の3番目の場所になって、くつろいでいただきたいと思って」
とのことでした。何よりもものづくりがすき・おいしいものがすき・たべることがすきだというnoriさん。「ただ「好き!」っていう気持ちだけでここまで来ました」とおっしゃるnoriさんからは、まずしっかりした経営者の顔が強くうかがえたことが
印象的でした。
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3rd place cafeを経営するかたわら、東京と奈良で定期的にマフィン教室をひらいたり、フードライターとしてもご活躍中のnoriさんは、
「できる範囲で、テキトウに、ゆっくりやってます」ということでしたが、
なかなかどうして、並の根性ではあるまいと拝察いたしました。
3rd place cafeでは、マフィンのイートインとテイクアウトが可能。またイートインの場合はドリンクとセットになってお得です。わたしはこの日、ブルーベリーたっぷりのマフィンとコーヒーのセットをいただきました。
ほかにはチョコピーナッツバター・大和茶・ラズベリー・バナナ・鳴門金時・キャラメルナッッツ・サワークリームチーズ。ココアマーブル・プレーンなどがありました。折々ラインナップは異なるようですが、どれにしようかとひとしきり悩むのも愉しい苦労です。
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テイクアウトして奈良公園でいただくもよし、イートインしてやすらぎ通りを見下ろせるカウンター席でぼんやり時のうつろいを眺めてなごむもよし。雑居ビルの中の不思議な空間、3rd place cafeで、自分だけの時間を存分におたのしみください。
マフィンのほか、コンフィチュール作家fumiさんのコンフィチュールや、
吉野杉の割り箸などの雑貨も求めることができます。
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ただ、高さと幅がまちまちで、急勾配の階段にはお気をつけくださいね。


奈良市林小路町24福田ビル3F
11:00~19:00 不定休(ブログで確認を)
0742-24-1323 3rd place cafe―奈良地図・詳細
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築85年の民家を改造した喫茶、えぜこです。
宇治橋商店街から一筋それた旧道沿いのちいさな古民家は、えぜこさん(オ-ナー)のお母さまのご実家。おじいさまとおばあさまが暮らしていらしたこのおうちが、えぜこさんは大好きだったそうです。とくにおばあちゃんこだったえぜこさんは、この家への愛着が昂じて、2009年6月に、ながく空家となっていたこの家を喫茶としてオープンしました。
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「えぜこ」という不思議な響きは、えぜこさんがだいすきな歌手・浜田真理子さんの「the crow」の冒頭歌詞が「えぜこえぜこ…」とソラミミしてしまったからとか。ほどよい広さのホールには、高橋みどりや高山なおみ、石田千などの本や「アルネ」などの雑誌が置かれています。訪れたこの日のBGMは大好きなルグランでした。メニューのうらには「ぼんやり、してください」とメッセージが。お母さまとふたりで切り盛りするのは大変なはずなのに、お客さんひとりひとりに細やかな対応をさりげなく心がけておられる細やかさが静かに伝わるのもすてきです。
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この日のランチは無農薬のじゃがいもともちきびのコロッケ、無農薬のあきたこまちと雑穀のごはん、祝島ひじきのたいたん、一口冷や奴、空芯菜のささっと炒め、万願寺のくったり煮、ずいき小芋付、季節のお豆は紫花豆のたいたん、冬瓜のお味噌汁でした。おばんざいはいずれも美味で大満腹!ランチはほかに日々お豆が変わるチキンカレーがあります。デザートは波照間の黒糖をつかったチーズケーキやバナナと豆乳のシフォンケーキ、オーガニックチョコのガトーショコラなど。ランチに満腹しながらも、お食後に波照間黒糖のチーズケーキと珈琲を頂きました。珈琲は滋賀は堅田の「コーヒーかただ」のものを自家焙煎、ネルドリップして煎れています。ミルクとともにふたつの「ふくだるま」がそっと添えられていて、超ラブリー。乙女心をわし掴みます。お母さまが「福が来ますように」と言祝ぎながら供してくださるのもうれしい。午後からハッピーなことが待っていそうな予感がします。
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波照間黒糖のチーズケーキはフォークを入れた瞬間に「これはおいしい!」と解りました!チーズケーキ→フォーク→わたし、の順に「うまい電流」がほとばしった感じ。「うまい、ヤバイ」を連呼しながら黙々と頂き、普段は「ヤバイ」を常用することがきらいなわたしも、本当にヤバイときは語彙が貧困になることを身をもって知ったのでした。
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このおうちはえぜこさんのお母さまのご実家、えぜこさんのおばあさまのおうちでした。おばあさまは生前教職に就いていらしたものの、結婚して退職。その後この家で「となりのへや」という寺子屋をひらいて子どもたちに勉強を教えていたそうです。現在、その日のメニューを書いている黒板は、おばあさまが寺子屋で使っていらしたもの。柱時計はお母さまが子どもの頃にねだって買って貰ったものが、いまも現役で活躍中。時計の振り子は幼かったお母さまが「ぼーん、ぼーん」と鳴るのが怖くて眠れずに取ってしまったため、いまも振り子がないまま、しずかにちくたくと働いています。なんてすてきな物語たち…。
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古民家が取りつぶされてゆくのを見ては「何とか残せないものか」と思って胸を痛めてきたわたし。でも個人じゃどうにもできないし、でも悲しいし、と悶々としていましたが、えぜこさんも同じ気持ちからこのお店を始められたそうです。
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什器はえぜこさんが大学時代から天神さんや弘法さんの古物市で買い求めてきたものや、もともとこの家にあったものを使用しています。それぞれにぬくもりのある、個性的な顔がそれぞれ。
可能な限り無農薬にこだわって作るというお料理たちの、なんてちから強くておいしいこと。どんなに忙しい時にもペースを乱さず、お母さまとばっちりのコンビネーションでてきぱきと立ち働くえぜこさん。はじめてうかがったわたしに、「えぜこにかかわるものがたり」を教えてくださってありがとうございました。
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2階は隠れ基地のようなちいさな空間で、2席のみ。ロフトのような、隠れ家のような、ギャラリーのような、いいかんじ。なかなかたのしい空間で、一見の価値あり。
宇治橋商店街のカフェ「ラズベリー」の角を入ってすぐの町家通り。茶箱のフタに彫られたこの看板が目印です。
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京都府宇治市宇治妙楽152
TEL 0774-22-4129
11時~日没まで営業
定休 火・水・木+2月(冬ごもり) 喫茶えぜこ―京都地図・詳細
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昭和9年(1934年)に名曲喫茶として創業した喫茶フランソア。日本初の有形文化財であり、京都のクラシック乙女カフェの神髄です。
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高瀬川沿いの白亜の小館。イタリア人建築家ベンチベニが手がけたバロック建築で、ドーム型の天井が重厚な雰囲気を醸し出します。日本ではじめて油絵の具を用いた司馬江漢の風景画やロートレック、ピカソの原画などが飾られていてまるで美術館のよう。
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先代のオーナーが絵描き仲間が集まって交流できる空間にしようという意図で始められた喫茶室。昭和9年にこれほどのサロンを創設する贅沢には目のくらむ思いです。創業当時に輸入したステンドグラスはいまもやさしく外観を彩ります。お店の名前は初代オーナーがバルビゾン派の画家、フランソワ・ミレーにちなんで名付けられました。
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名脇役の故・殿山泰司はおなじ通り添いの花屋旅館を定宿とし、すきな本を持ち込んでフランソアに通いつめ、やがてウェイトレスと恋仲になったことが新藤兼人監督『三文役者』に詳しく描かれています。
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非日常的な雰囲気の美しさは館内の雰囲気に花を添えるウェイトレスさんの制服にもあります。夏服と冬服、ともに現オーナーのマダムがデザインされた可憐なワンピースで、女性の美しさを引き立てつつも、景観を乱すノイズにはならないバランスは見事です。マダムが生ける、季節折々のお花もすてき。
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フランソアの珈琲はフレッシュとエバクリームをあらかじめ入れて供する「京都スタイル」。ブラックでいただきたいときは「クリーム抜きで」とオーダーします。
常連客だった宇野重吉が珈琲の苦みを嫌ったためにアレンジしたとか。
わたしはいちごの旬にだけ供されるショートケーキ、年中たのしめるザッハトルテが特に好きですが、ほかのケーキもすべておいしくてはずはありません。珈琲の苦手な方には思うままにレモンを絞り込んだレモンスカッシュ、果物をふんだんに使用した贅沢なミックスジュースもおすすめです。
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ドーム型の天井をながめながら本を読み、ふとおもいついたことを紙ナプキンに記して稿を起こしたりするこころのゆとりも、フランソアだからこそのたのしみでしょう。
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お客さまの層は80代の団体さまや若いカップルまで多層多様ですが、しずかな時間を共有するマナーに外れるかたはいらっしゃいません。京都のレトロカフェでは観光客の団体さんが大勢で騒がれる場面にもたまに出くわすのですが、フランソアはお客さま環境もよく、信頼のおける隠れ家です。
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京都市下京区西木屋町四条下ル船頭町184
10時~23時
年末年始を除き無休
075-351-4042 フランソア喫茶室―京都地図・詳細
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06-03|東京から奈良にきても。毎日、自分磨き。

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